下がらないが上値も重いー2019年4月4日の日本株

<今日の日本株>
4月4日の日本株は、日経平均株価が21700円近辺で小動きとなり、終値は前日比11円74銭高の21724円95銭でした。
TOPIXは小幅下落、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1637に対し値下がり銘柄1954とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は208、年初来安値更新銘柄は25でした。

ADA指数は14.4%となり、前日の11.7%から上昇しました。新規買いはそれほどしていませんが、空売りの買い戻しにより指数が上昇しました。

 

<銘柄ごとのトレンドについていくのみ>
日本株は、相変わらず方向感のない動きで、上下どちらに大きく動いてもおかしくないという非常に難解な状況です。
個別銘柄をみると、これまで弱かった銘柄に多少浮上の兆しがあるものの、強い銘柄と弱い銘柄が混在する状況であることには変わりません。

私の場合は、25日移動平均線を上回っている銘柄は保有を継続、下回ったら売却といういつもと同じことを淡々と繰り返しているだけです。
空売りについては、明らかに弱い銘柄については実行するつもりですが、例えば強い銘柄が25日移動平均線を割り込んだようなときは保有株の売却こそすれ、ドテン空売りまではしないようにしています。

個人的には、いつリセッションが起きてもおかしくないとは思いますが、振り返ればリーマンショックの際も、前年のサブプライムローン問題で株価が大きく下がった後、そこからしばらくは株価は上昇していました。

要するに、いつ株価が大きく下がるかは分からず、下がる前に大きく上がる可能性もあるわけです。とするならば、下手に相場を予想するのではなく、株価の動きについていくのが最も現実的です。

日本株は6年間、アメリカ株に至っては10年間上げ続けている相場です。天井を付けた後の反動はかなり大きくなると覚悟すべきです。
それでも保有株を25日移動平均線割れで売却するクセがついていれば特段問題ないと思いますが、逆に「業績が良いから」などと粘って持ち続けると、株価のさらなる下落→業績も落ち込む→さらに株価下落で塩漬け株・・・という流れになりかねません。

至極単純な話ですが、上げ相場は多少株価が下がっても持ち続けてOK、下げ相場は持ち続ければ持ち続けるほど損失が拡大する、そしてこれだけ上げ相場が続いたのだからやがて下げ相場はやってくる・・・
下げ相場になったとしても生き残れるように、下げの初期段階では保有株を売るクセをつけておくことを私はお勧めしますし、私はいつもそうしてます。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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