3月9日の日本株
3月9日の日本株は、朝方小安い場面があったものの、後場には明確な上昇に転じました。日経平均株価の終値は前日比284円69銭高の29027円94銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄3051に対し値下がり銘柄821と全面高に近い展開、昨年来高値更新銘柄は94、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は41.3%となり、前日の33.9%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いを行ったことなどによります。なお、成長株・ハイテク株に入っている空売りもまだそこそこ残っています。
ひとまず成長株・ハイテク株は反発か
個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)など高値更新銘柄も散見されますが、引き続き鉄鋼株、自動車株、商社株、銀行株などの景気敏感株が強い動きでした。
ただ、成長株やハイテク株も、朝方の安いところから切り返していて、下ヒゲをつけた陽線のチャートになっているものが非常に目立ちます。
この動きからは、一旦成長株やハイテク株は反発に向かうと考えられますが、問題はこれがどこまで続くかです。本格的な反発に発展するのであれば、25日移動平均線を超えてさらに上昇しますが、そうでなく単なるアヤ戻しに過ぎないのであれば、25日移動平均線を超えることなく再度反落となるでしょう。
現時点ではこのどちらになるかまだ分かりませんので、まだ下降トレンドから転換していない状態で安易に買いにいくことは避けたいと思っています。
もし、まだ25日移動平均線を超えていないが今欲しい、という場合は、いくらになったら(どんな条件になったら)損切りするかを事前に決めたうえで買い、損切りのルールに従うことが重要です。下降トレンドが続く中、2~3日程度の戻りは良くある話ですから、小さい波にとらわれすぎずにある程度大きな波をつかむようにしましょう。
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