日経平均下落もマザーズ指数は上昇ー2020年11月13日の日本株と今週の投資戦略

<11月13日の日本株>
週末11月13日の日本株は、前場は下げ幅を広げる展開でしたが後場になり少し戻しました。日経平均株価の終値は前日比135円01銭安の25385円87銭でした。
TOPIXも大きく下落しましたが、マザーズ指数は2%近くの上昇となっています。

値上がり銘柄930に対し値下がり銘柄2929と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は48、年初来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は46.7%となり、前日の46.7%と変わらずでした。上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンドになった銘柄を売りましたが、それらをトータルするとほぼポジション総額は変わらずとなりました。

 

<再び中小型成長株優位の展開に戻るか?>
個別銘柄を見ると、ケアネット(2150)、グレイステクノロジー(6541)、ソニー(6758)など高値更新となる銘柄も散見されます。
また、13日はマザーズ指数が大きく上昇したこともあり、中小型成長株は株価が上昇した銘柄が多かったです。

一方、10日に突然大幅高となったコロナ悪影響銘柄は11日に高値を付けた後12日、13日と軟調な動きであり、ラウンドワン(4680)、東京製鐵(5423)、Jトラスト(8508)など、反発時の上昇をほぼ吐き出してしまった銘柄も目立ってきています。

さて、日経平均株価のチャートを見る限り、13日の下落はほんのわずかの調整に過ぎませんが、個別銘柄、特にコロナ悪影響銘柄のチャートはかなり悪化しています。コロナ悪影響銘柄の反発は火曜日と水曜日で終わってしまったのではないかと思えるほどです。

ただ、銘柄による温度差もあり、上記で挙げたような銘柄のように、あっという間に下降トレンドに逆戻りしているものもあれば、上昇トレンドをキープできているものもあります。

私は、反発したもののすでに下降トレンドに戻ったコロナ悪影響銘柄は再度空売りを行い、ロング・ショート戦略に戻す予定です。一方、火曜日に大きく売られた中小型成長株も、銘柄によりその後の反発力はまちまちなので、上昇トレンドに復帰した銘柄から順に買い直しを行っていきます。

まだコロナ悪影響銘柄の反発が終了したかどうかは分かりませんが、下降トレンドに逆戻りするものが今週も増加し、逆に中小型成長株に上昇トレンドに復帰するものが目立ってきたならば、再び中小型成長株の買いポジションを積み増していこうと思っています。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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