日経平均株価大幅高だが個別株は?-2020年11月11日の日本株

<今日の日本株>
11月11日の日本株は、朝方から日経平均株価が25000円を突破、その後も上昇が続き、終値は前日比444円01銭高の25349円60銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2846に対し値下がり銘柄1016と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は83、年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は35.9%となり、前日の25.0%から上昇しました。株価が反発した銘柄を買い直したり、コロナ悪影響銘柄を新たに買ったりしたことによります。

 

<コロナ悪影響銘柄の飛びつき買いはリスク高いか>
個別銘柄をみると、ショーボンドホールディングス(1414)、インフォマート(2492)など高値更新となるものもありましたが、今まで高値更新を続けてきた中小型成長株とはラインナップが変わってきています。

また、火曜日に壊滅的な下落となった中小型成長株ですが、朝方安く寄り付いた後は切り返しており、ひとまず一旦は戻りを試しにいきそうな形です。

ただ、日経平均株価が大きく上昇した割には、個別銘柄はあまり冴えない動きのものが多いと感じました。

一方、逆に火曜日に火柱のように急騰したコロナ悪影響銘柄ですが、早速失速しているものが目立ちます。例えばANAホールディングス(9202)を火曜日の朝に成行でに買ったとしたら、その後下がっているので含み損となっているはずです。また、例えば日揮ホールディングス(1963)を水曜日の朝に成行で買ったら、買ったところが高値でそこから大きく下落してしまっています。

このように、買うタイミングが悪いと、簡単に損をしてしまいますので、株価急騰のタイミングではあまり無理をして買いすぎない方が良いと思います。

あくまでも、25日移動平均線からのかい離が大きくないタイミングで買うことを心掛けましょう。利益を取り損ねるよりも、大きな損失を避ける方が何倍も重要ですから。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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