ちょっと嫌な動きにー2020年10月21日の日本株

<今日の日本株>
10月21日の日本株は、終日前日の終値を上回ったものの上値も重い展開で、日経平均株価の終値は前日比72円42銭高の23639円46銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2519に対し値下がり銘柄1248と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は68、年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は65.0%となり、前日の63.1%から少し上昇しました。新規でいくつか上昇トレンド銘柄を購入したことなどによります。

<マザーズ銘柄の陰線・上ヒゲ目立つ>
個別銘柄をみると、キャリアリンク(6070)、ラクーンホールディングス(3031)、メディカル・データ・ビジョン(3902)、マネーフォワード(3994)、JTOWER(4485)、ビザスク(4490)、セラク(6199)など高値更新となる銘柄もいくつかありました。

ただ、それらの多くは大きめの陰線をつけていたり、長い上ヒゲをつけており、チャートの形としてはあまりよくありません。天井をつけるときに出やすい形ですからちょっと嫌な感じはします。

もちろん、まだ上値がある可能性も十分にありますから決め打ちはしませんが、いつ天井をつけて本格調整に入るか分からないので、常に気を引き締めておく必要があります。

上昇トレンドの成長株を今から買っても間に合いますか?という声はとても多いですが、もし買うなら、買った後株価が大きく下落する可能性も考慮し、どうなったら売るかというルールをしっかり設けてください。

この株は業績好調だから多少株価が下がっていても気にせず持ち続けよう!と思っていると、気がついたころには多額の含み損をかかえた塩漬け株が発生して手も足も出なくなります。

特に成長株がここまでバブル気味に上昇している中では、株を買った後で値下がりしたときの対処法をしっかりと持っておく必要があります。下がるときは一瞬であっという間に下がりますから、下がってからどうするか決めようと思っていても間に合いませんよ。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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