特段の変化なしー2020年10月13日の日本株

<今日の日本株>
10月13日の日本株は、前日終値を挟んで小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比43円09銭高の23601円78銭でした。
TOPIXも小幅高、マザーズ指数は小幅安でした。

値上がり銘柄1850に対し値下がり銘柄1875と拮抗状態、年初来高値更新銘柄は80、年初来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は70.6%となり、前日の74.2%から低下しました。値下がりした保有株を一部売却したことなどによります。個人的には、70%くらいの現状程度が居心地が良い水準です。

 

<いつか分からないが突然急落するので注意>
個別銘柄をみると、ベネフィット・ワン(2412)、エムスリー(2413)、サイバーリンクス(3683)、弁護士ドットコム(6027)など高値更新となるものは引き続きそれなりに出ています。ただ、月曜日までの動きに比べると、だいぶ頭打ちの感じが出てきていて、上昇トレンドこそキープしているものの、株価が下がりつつあるものも目立ってきました。

中小型成長株はバブルなので、もはやPERとかの指標では語れませんが、それだからこそ、下がるときは突然下がります。
私の持ち株の中にも、25日移動平均線からのかい離率が30%、40%に達しているものがいくつかありますが、もしこうした銘柄が突然急落すると、25日移動平均線を割り込んで売却するときには、かなり利益が小さくなってしまいます。

そこで、25日移動平均線割れ以外の売却方法もあらかじめ考慮しておく必要があります。私が多用しているのは5日移動平均線割れですが、それ以外にも高値から10%値下がりで売却とか、株価が購入価格の2倍になったら半分売却とか、ご自身が納得するルールであれば何でもよいと思います。25日移動平均線からのかい離率が大きいことをもって、上昇途中であっても一部を売却する、というのも決して悪くありません。

もちろん、株価がまだ天井を付けていなければ、売却した後に株価がさらに上昇をし、利益を取りこぼす可能性もあります。ですから、そうなってもあきらめがつくように、持ち株の一部だけを売るとか、かい離率が極めて大きいときだけ25日移動平均線割れ以外のルールを使うといった方法を取るのがよいのではないかと思います。

だいぶバブル相場も進展してきましたから、ここから先は持ち株の売却も上手に行って、しっかりと実現益を手にしたいものです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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