日経平均株価大幅安ー2020年9月30日の日本株

<今日の日本株>
月末9月30日の日本株は、後場に入り下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比353円98銭安の23185円12銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は小幅下落となりました。

値上がり銘柄873に対し値下がり銘柄2963と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は100、年初来安値更新銘柄は9でした。

ADA指数は68.9%となり、前日の80.0%から低下しました。下降トレンドになった保有株の売却に加え、弱い銘柄の空売りを実行しました。わずかですが、軽いロング・ショートの形になっています。

<システムトラブルで東証売買停止中>
個別銘柄をみると、cotta(3359)、ULSグループ(3798)、Chatwork(4448)、フリー(4478)など高値更新となる銘柄もいくつかありましたが、多くは朝方高くその後下げに転じる陰線引けとなっていて、あまりよい感触ではありません。

それでも、まだまだ多数の銘柄は上昇トレンドを維持しているため、ここで慌てて動くというつもりはありません。日々の株価の動きに翻弄されて余計な売買を繰り返さないようにするためにも、移動平均線を用いて株価のトレンドがどうなっているかを把握し、それに従って行動すべきだと思います。

一方、出遅れ銘柄・業績悪化銘柄の一部が明確に25日移動平均線を割り込んできたので、空売りを実行しました。出遅れ銘柄・業績悪化銘柄の中にも銘柄により強弱がありますが、25日移動平均線を割り込んだ銘柄から順に空売りをしていけばよいと思います。

さて、本日10月1日は、東証がシステムトラブルのため売買停止になっています(9時20分時点)。証券取引所が止まってしまってはどうしようもないのですが、止まっているのは東証だけで、大証は動いています。もし取引再開後に株価が暴落することが心配なのであれば、プットオプションを買って万が一の備えとする、というのも有効です。すでにオプション口座を持っている人に限りますが、多少のリスクヘッジは可能です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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