11月8日の日本株
週末11月8日の日本株は、寄り付き大きく上昇して始まったもののその後は伸び悩み、日経平均株価の終値は前日比118円96銭高の39500円37銭でした。
TOPIXは小幅下落、東証グロース市場250指数は上昇しました。
値上がり銘柄1873に対し値下がり銘柄2132とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は80、年初来安値更新銘柄は14でした。
ADA指数は51.4%となり、前日の47.8%から上昇しました。ヘッジ空売りの買戻しや、新規買いなどを行ったことによります。だいぶポジションが膨らんでそこそこの強気という感じになっています。
高値更新銘柄が増加
個別銘柄をみると、リクルートホールディングス(6098)、日鉄ソリューションズ(2327)、川崎重工業(7012)、タカラトミー(7867)、GENDA(9166)など高値更新となる銘柄が増加しています。
日経平均株価など指数は足踏み状態ですが、上昇相場を長持ちさせるという意味では、指数があまり急速に上昇することなく、じわじわと上がる方が好都合です。そして指数がもたつく間、個別銘柄が強いという展開であれば申し分なく、ここ数日はそのような状況になっていると感じます。
現状は、上昇トレンド銘柄と下降トレンド銘柄が半々ずつ、という感じですが、上昇トレンド銘柄の多くは決算発表で好決算が発表され、株価がそこから急伸するものも目立ちます。
決算発表で売られた銘柄というのは、業績内容に失望して売られていますので、そうでない銘柄に比べて上昇しにくいのは確かです。保有銘柄が決算発表で急騰した場合は保有していればよく、新規買いについては決算発表を通過し、かつ株価が急騰せず移動平均線からの乖離率が小さいものがあれば買ってもよい、というスタンスが無難です。決算発表直前の買いは決算内容が見込み違いだと急落しますのでリスクがかなり高いことを認識しましょう。
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