上がる限りどこまでもついていくー2020年8月27日の日本株

<今日の日本株>
8月27日の日本株は、終日弱含みの展開となり、日経平均株価の終値は前日比82円00銭安の23208円86銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1440に対し値下がり銘柄2310と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は52、年初来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は68.5%となり、前日の69.0%とほぼ変わらずでした。多少の銘柄入れ替えはありますが、基本は上昇トレンド銘柄をホールドし続けています。

 

<バブルは長引くか?>
個別銘柄をみると、バリューコマース(2491)、テラスカイ(3915)、Zホールディングス(4689)、フィードフォース(7068)など、高値更新となる銘柄もそこそこありました。

ただ、上昇トレンド銘柄の中に頭打ちになりつつあるものも目立ってきており、これから数日程度が正念場になりそうな感もあります。

さて、先ほどのニュースでFRBのパウエル議長が、インフレ率2%超となっても金融緩和を続けると発言しました。足元の世界的な株価上昇は金融緩和政策に伴うバブルであると考えられますから、金融緩和が続くこととなれば、バブルの長期化も大いに期待できるところです。

今まで何度もお伝えしてきたかと思いますが、株式投資で成功を収めるためには、バブルに上手に乗ることが重要です。
そして、それはできるだけ初期段階に乗るべきであり、時間が経てばたつほどバブル崩壊で株価急落を食らう可能性が高い点に注意すべきです。

もう1つ、これも何度もお伝えしてきましたが、現在の日本株がバブル相場であるとしたならば、それは全ての銘柄が対象ではなく、中小型成長株やIT関連株といった一部の銘柄のみがバブル化しているという点にも要注目です。

局地的バブルの典型例が2000年前後のITバブルですが、もしこれと同じような状況が続くとすれば、出遅れ銘柄をいくら買って上がるのを待っても、全然上がってくれない、ということになりかねません。

株価がすでに大きく上昇している銘柄を新たに買うのは勇気がいります。でも、だからといって株価があまり上がっていない銘柄へ投資しても局地的バブルでは全く利益が取れません。
したがって、買うタイミングや損切りのルールなど、失敗しても大きな損失にならないように留意しつつ、上昇トレンドが続く強い銘柄に投資するのが得策と考えます。

私は今のところ2020年の利益はかなり膨らんでいます。これは、上昇トレンド銘柄の買い、そして継続保有を心掛けているからです。下降トレンドの銘柄や出遅れ銘柄を買って株価が上がるのを待っても、空振りに終わり局地的バブルに全く乗れずにバブルが終わる・・・ということになってしまうかもしれない点を踏まえつつ、投資戦略を立てるようにしましょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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