<8月7日の日本株>
3連休を控えた8月7日の日本株は、後場寄りにかけて売られたもののその後は持ち直す動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比88円21銭安の22329円94銭でした。
TOPIXも下落しましたがマザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1693に対し値下がり銘柄2049とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は27、年初来安値更新銘柄は17でした。
ADA指数は36.7%となり、前日の42.3%から低下しました。25日移動平均線割れとなった保有株を売却したり、新規空売りを実行したりしたためです。
<日経平均株価が横ばいでも・・・>
個別銘柄をみると、バリューコマース(2491)やフィードフォース(7068)など、高値更新となる銘柄もありましたが、ここ最近強かった銘柄の多くが値下がりして陰線をつけています。
一方、業績悪化している出遅れ銘柄の多くは強い動きとなっていて、反発継続という感じです。
ただし、中小型成長株・IT関連株優位の展開から出遅れ業績悪化銘柄に物色対象が完全にシフトしたともいえず、銘柄により強弱まちまちといったところです。
もし日経平均株価が上でも下でもよいので明確な方向性を出してくれば、個別銘柄の多くにも明確なトレンドが発生すると思いますが、現在のように大きく下がったと思ったらすかさず反発するが、上値追いもしない・・・という状況では、個別銘柄の動きを重視して個々に対応していくほかありません。
すでに3月決算企業の第1四半期決算がだいぶ出そろってきましたが、決算発表を終えた銘柄の中から、上昇トレンドかつ移動平均線からのかい離が大きくない銘柄を選ぶことは有用です。やはり決算発表前だと、決算に対して株価がどのように反応するか分からず、リスクがかなり高いですが、決算発表を済ませてしまえばそのリスクはなくなりますから非常にやりやすくなります。
今のところ、私の持ち株も決算発表後の急落を多少は被弾しましたが、決算発表後に大きく上に向かったものも少なくありません。それほど波乱の決算ではなく、決算を持ち越しても十分対応可能だったと思います。
とにかく、実体経済と株価の動きがかい離しているような状態が続いているわけですから、全く今後の展開も予想がつきません。したがって、「ここからこうなるはず!」と先入観を持って対応するのは危険です。あくまでも株価の動き、トレンドに忠実に淡々と、主観をいれずに客観的に行動することが大失敗を避けるために求められています。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。