<7月31日の日本株>
週末かつ月末だった7月31日の日本株は、寄り付き直後から一気に大きく下落し、その後も下げ幅を拡大する展開となりました。日経平均株価の終値は前日比629円23銭安の21710円00銭でした。
TOPIXも大幅下落、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄424に対し値下がり銘柄3532と全面安の展開、年初来高値更新銘柄は21、年初来安値更新銘柄は93にまで増加しています。
ADA指数は22.6%となり、前日の33.7%から大きく低下しました。保有株の売却のほか、新規空売りも実行しました。まだ空売りの方が買いより少ないですが、ロング・ショート戦略を実行中です。
<首の皮1枚つながった状態か>
個別銘柄をみると、日本M&Aセンター(2127)、メディアドゥ(3678)、ウエストホールディングス(1407)、Jストリーム(4308)など高値更新となる銘柄もありました。
しかしその一方、下降トレンドにある銘柄の多くは株価下落が加速していて、年初来安値更新銘柄、つまり3月のコロナ・ショックの急落時の水準をも下回っている銘柄が100に迫る勢いです。
また、日経平均株価、TOPIX、マザーズ指数とも25日移動平均線を下回っていて、これ以上株価が下落すると明確な下降トレンドとなり、警戒が必要です。
現状は、一握りの銘柄が上昇トレンド継続、残りの銘柄が下降トレンドで、株価下落に勢いがつき始めている銘柄が目立ちます。
したがって私は、上昇トレンドの一握りの銘柄は上昇トレンドが続く限り保有しますが、下降トレンド銘柄は当然ながら保有せず、逆に空売りを行っています。
個人的には金曜日のマーケット急落でも、保有株に上昇するものが結構あったり、空売り銘柄が大きく下がったため、意外とダメージは小さかったです。でも、業績が悪化している下降トレンド銘柄にしがみついているような方は、株価下落が止まらず嘆いているのではないでしょうか。
結局は、上昇トレンドの銘柄は保有し、下降トレンドの銘柄は保有しない、この1点に尽きると思います。これができてさえいれば、金曜日の株価急落もそれほどのダメージなく乗り切れたはずです。
年初来安値更新銘柄が100に近づいている下降トレンド濃厚な状況で、無理に勝負に行くのは禁物です。上昇トレンドの銘柄以外は決して保有しない、買うなら上昇トレンドに復帰してから買う・・・これを徹底していれば、株価が今後いくら値下がりしたとしても怖くありません。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。