弱かった銘柄群が一斉反発ー2020年7月15日の日本株

<今日の日本株>
7月15日の日本株は、朝から大きく上昇してはじまり、その後も堅調な値動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比358円49銭高の22945円50銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2965に対し値下がり銘柄835と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は54、年初来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は48.4%となり、前日の29.7%から大きく上昇しました。多少新規に買った銘柄もありますが、空売り銘柄の多くを買い戻したことが最大の要因です。

 

<再び上へ向かうのか?>
個別銘柄をみると、バリューコマース(2491)、ウエルシアホールディングス(3141)、メドピア(6095)、図研(6947)、ヤオコー(8279)など高値更新銘柄が散見されます。

しかし昨日の動きで特筆すべきは、25日移動平均線を下回って低迷していた弱い銘柄群が一斉に反発し、25日移動平均線を明確に超えるものも多数出てきているという点です。

私は上昇トレンドの強い銘柄を買い、下降トレンドの弱い銘柄を空売りするというロング・ショート戦略を取っていましたが、下降トレンド銘柄が一斉に反発したため空売りを買い戻すことを余儀なくされました。

私自身は、保有の中心は中小型成長株であり、昨日一斉に反発したような銘柄群はほとんど保有していません。ただ、ここから後者が株価上昇をけん引する可能性もあるため、引き続き注意深く見守っていきたいと思います。

日経平均株価は1ヶ月以上もみ合った後、下に向かうかな、と思う動きを一瞬見せた後、現時点では上に向かいそうなチャートの形状となっています。

すでに世界中の株式市場はバブルなので、実体経済とは無関係に動いています。とするならば、株価のトレンドに逆らわず、順張りで株価の動きについていくのが得策です。リスク管理はポジションの増減で行えばよいと思います。あまりリスクを取りたくなければ、投資可能資金のうちせいぜい20~30%くらいにとどめておけば、今後急落したとしても致命的なダメージは追わないはずです。逆に、下げに転じたらすぐ逃げることができる自信があるのであれば、投資可能資金のうち50%とか80%を使って勝負にいくのもありだと思います。
私自身は、ADA指数でいって60%くらいまではポジションを積み増すかもしれません。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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