気にするのは日々の株価の変動ではなく・・・-2018年6月27日の日本株

<今日の日本株>

6月27日の日本株は朝方下落も後場に入り多少持ち直しました。日経平均株価の終値は前日比70円23銭安の22271円77銭でした。
TOPIXは小幅上昇、マザーズ指数は1%近い上昇でした。

値上がり銘柄1996に対し値下がり銘柄1636とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は46、年初来安値更新銘柄は88でした。

ADA指数は21.1%となり、前日の1.7%から大きく上昇しました。売却ないし空売りしていた銘柄のうち、強い銘柄はさっそく25日移動平均線を超えてきたので買い戻しを行ったことが主な理由です。

 

<日々の変動を追いかけているとやられる>
個別銘柄をみると、リニカル(2183)など高値更新する銘柄もいくつかあるものの、まだほとんどは下降トレンドのままです。

とはいえ、強い銘柄はいったん25日移動平均線を割り込んでも再び超えてきていて、そうした銘柄については私も買い戻しをおこなっています。

今は下げ相場であることは疑いのない事実ですが、下げ相場であっても、毎日下げ続けるわけではありません。
大きく下がったと思ったら翌日反発、そしてその翌日再び大きく下がったら次の日また反発・・・と、下落と上昇を繰り返しながら下がっていくものです。

このとき、単に上がった、下がっただけを見ていると、まだ買うべきタイミングではないのに少し反発しただけで慌てて買ってしまい、翌日の下げで慌てて投げ売りしてしまう・・・という事態に陥ってしまいます。

投げ売りするだけまだましで、底値から少し反発しただけで底打ちだ、と買ってしまい、その後の下落で底割れしても損切りせずに放置し、多額の含み損をかかえることにつながってしまうこともあります。

ではどうすればよいのか、私が日々行っているように、25日移動平均線を基準にすればよいだけです。例え底値から反発しても、25日移動平均線を超えなければ買わない、としておけば、下落途中のちょっとした反発に対しても、「すわ、底打ちか?」と慌てる必要はなくなります。

確かに底値から少し反発したタイミングで買って、そこから株価が上昇に転じれば大成功ですが、逆に底割れしたら大失敗です。

今は、大成功を目指すより、大失敗を避ける時期です。この習慣を今のうちから付けておかないと、やがてくる株価大幅下落局面で、再起不能のダメージを受けかねません。
事が起こってから気づいても遅いのです。事が起きる前に習慣づけ、事が起きてもいつもどおりのことを行って、小さな傷で乗り切るようにしましょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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