本日3月27日は、3月決算企業の配当金や株主優待などの権利付き最終日となっています。
本日までに株を買えば配当金や株主優待を受け取れることになっています。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、いつもの時期(3月決算企業であれば6月下旬が一般的)に株主総会を開くことができない可能性があり、その場合、3月27日に株を持っていても、配当金や株主優待が受け取れないことになるケースが生じます。
配当金や株主優待を目的に買っている方は、十分注意してください。
なお、こうした不透明な情勢であっても、権利落ち日の3月30日には配当金の分だけ株価が下落することが予想されます。最悪の場合、株価だけ値下がりして配当金をもらえない・・・というケースも考えられる点を理解の上売買するようにしましょう。
詳しくは、下記の日本証券取引所のホームページをご覧ください。
https://www.jpx.co.jp/news/1030/20200324-02.html
足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。