下げ渋りの動きも見えるー2020年3月18日の日本株

<今日の日本株>
3月18日の日本株は、朝方日経平均株価が17400円近くまで上昇したものの、14時~の1時間でぎゃくに500円の値下がりとなり、終値は前日比284円98銭安の16726円55銭でした。
TOPIXは小幅上昇、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1749に対し値下がり銘柄2134とやや値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄はゼロ、昨年来安値更新銘柄は126でした。

ADA指数は0.4%となり。前日の4.6%から低下しました。打診買いしている銘柄のうち、動きの悪いものを売却したことなどによります。

 

<NY株安、原油安でも日経平均先物は底堅かった>
個別銘柄をみると、まだまだほとんどの銘柄が下降トレンドにありますが、一部25日移動平均線を超えてきた銘柄や、底打ちから反転に向かいつつある銘柄が増えてきました。

日経平均株価は弱い動きでしたが、それに比べるとTOPIXやマザーズ指数は堅調で、そろそろ日本株全体も一旦の底打ちになる可能性が高くなってきました。

また、昨晩のアメリカ株は、NYダウが1000ドル超の下落で20000ドル割れ、原油価格も急落したものの、日経平均先物はそこまで下落しませんでした。

加えて、世界各国で追加金融緩和や財政出動の動きも出てきていることから、一旦は底打ちの可能性が高いとみています。

もちろん、下降トレンド銘柄がまだまだ大部分ですから、無理に勝負に行く場面ではありませんが、例えば25日移動平均線を超えてきた強い銘柄から少しずつ買ってみる、というのは有効だと思います。

ここまで大きく下落してしまいましたから、日経平均株価の高値更新は難しいと思いますが、下げ幅の3分の1戻し、日経平均株価でいえば19000円~19500円くらいは十分に反発する可能性はあると考えています。

ただ、ボラティリティが高い相場であることには変わりありませんから、くれぐれも無理をして勝負しないようにはしてください。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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