日経平均株価1200円安ー2021年2月26日の日本株と今週の投資戦略

2月26日の日本株

週末かつ月末の2月26日の日本株は、朝方から大きく下落して始まり、その後もどんどんと下げ幅を拡大する展開となりました。日経平均株価の終値は前日比1202円26銭安の28966円01銭と、およそ4%の急落となりました。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。

値上がり銘柄577に対し値下がり銘柄3370と全面安に近い展開、昨年来高値更新銘柄は15、昨年来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は33.6%となり、前日の48.9%から大きく低下しました。保有株に移動平均線を割り込むものが相次ぎ、それらを売却したことなどによるものです。

1月末と同様の展開になるか要注目

個別銘柄をみると、日経平均株価がようやく25日移動平均線を少し割れただけとは思えないほど、悲惨な動きとなっているものが多いです。

ただ、日経平均株価がこれだけ急落したにもかかわらず、値上がり銘柄が577もありますし、昨年来高値更新銘柄も15でています。実際、景気敏感株やコロナ悪影響銘柄の中には、株価が逆行高しているものも目立ちます。旅行関連の銘柄は引き続き強いですし、プラント関連、商社、銀行、海運、鉄鋼など上昇トレンドをキープしているものも結構あります。

さて、週末の株価急落を受け、注目は今週の動きです。日経平均株価は1月末に一瞬だけ25日移動平均線を割り込みましたが、翌日からすぐ反発し、高値更新となりました。
今回も25日移動平均線を少しだけ割れている状況から、今週反発に転じるかどうか、要注目です。

もしそうなった場合、強い銘柄から上値を追って買われることになると思いますから、25日移動平均線を割れたのが直近である銘柄や、もともと25日移動平均線を超えていたが少し調整している銘柄などをメインに投資していけばよいと思います。
そして、下降トレンド銘柄の方が圧倒的に多いですから、無理して勝負にいくのではなく、ある程度上昇トレンド銘柄を持っていればよし、という程度で丁度良いのではないかと個人的には感じます。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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