上値が重いが底堅いー2019年11月28日の日本株

<今日の日本株>
11月28日の日本株は、終日弱含みの展開でしたが大きく下げることもなく、日経平均株価の終値は前日比28円63銭安の23409円14銭でした。
TOPIXも小幅下落、マザーズ指数は小幅上昇となりました。

値上がり銘柄1348に対し値下がり銘柄2311と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は81、年初来安値更新銘柄は4でした。

ADA指数は63.9%となり、前日の67.9%から低下しました。移動平均線を下回った銘柄を売却したことなどが理由です。

 

<ニュースをみて株式投資をしていては勝てない>
個別銘柄をみると、多くの銘柄が上昇トレンド継続ではあるものの、一部高値圏で大きく値下がりしているなど、天井の可能性を感じる銘柄もあります。
ただ、25日移動平均線は割り込んでおらず、一時的な可能性もあるため、私は特に動くことはせずそのまま保有を続けるつもりです。

さて、本日配信のメルマガにも書きましたが、今は利益をあげやすい環境にあります。今利益を出せなければいつ出すの?という感じです。

でも、すでに持ち株を売ってしまったり、そもそも今回の相場に乗れていない人もかなり多いようです。その理由の1つとして、ニュースなどの余計な情報に気を取られているからという点が挙げられます。

例えば10月から消費税率が10%に引き上げられましたが、10月の消費の落ち込みが想定以上になっています。これをみて「日本はさらなるデフレ化に進む」とか「景気悪化は免れない」などという評論家、専門家のコメントが相次いでいます。

でも、これを鵜呑みにして「株が下がらないうちにさっさと売ってしまおう」と考えるのは早計です。
確かに景気は悪化する可能性が高いですが、それと株価とは別問題です。

そもそもアベノミクス相場自体が金余りによるバブル相場であり、景気と連動していません。したがって、景気が悪くなれば、例えば日銀がさらに日本株を買い増すなど、さらなる金融緩和策を打ち出してくる可能性もあります。もちろん、それにも限界はあり、最後はバブル崩壊して終わるでしょうが、バブルが継続しているうちは、それを上手に利用して財産を増やすべき、というのが私の考え方です。

ニュースをみると株どころではない、と感じてしまいますが、もし一方で株価チャートが順調に上昇トレンドを描いているのならば、株価こそを信じるべきです。それにより、利益を伸ばすことができるからです。そして下げ始めたら、下降トレンド転換を確認して売ればよいだけです。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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