<今日の日本株>
6月18日の日本株は、朝からじり安の展開となり、日経平均株価は25日移動平均線を割り込みました。日経平均株価の終値は前日比151円29銭安の20972円71銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄789に対し値下がり銘柄は2950と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は59、年初来安値更新銘柄は137でした。
ADA指数は0.0%となり、前日の15.4%から大きく低下しました。株価下落に伴い保有株の売却や新規空売りを行ったことによります。
<引き続きアメリカ株に振りまわされる展開か>
個別銘柄をみると、年初来安値更新銘柄が137に膨らんでいることからも、25日移動平均線を割り込んだばかりの日経平均株価よりはるかに弱い動きになっています。
私もこれをみて、下方向にポジションをシフトしたのですが、昨晩のアメリカ株の大幅高を受け、再度ポジション調整が必要になるかも知れません。
今の日本株は、売買代金の低迷からもわかるように、積極的な売買がなされていません。アメリカ株が上がれば連れて上昇、アメリカ株が下がれば連れて下落というように、主体性がありません。
したがって、一定のルールに従って淡々と行動しないと、日々変動する株価やトランプ大統領のツイッター発言に一喜一憂することになってしまいます。
私は、買いも売りも種まきだと思っています。上がる可能性が高いタイミングで買い、株価が伸びたものはキープする一方株価が下落したものは損切りする、空売りも同様に株価が値下がりしたものは空売りを継続して、株価が上昇したら買い戻す・・・この繰り返しです。
今は二極化相場で、強い銘柄と弱い銘柄が混在していますから、例えば日経平均株価が大幅高となって25日移動平均線を超えたから、個別銘柄を何でも買ってもよいというわけにはいきません。逆に、日経平均株価が25日移動平均線を割り込んだから個別銘柄も全て売らなければいけないかと言えばそんなことはありません。
もちろん、日経平均株価は全体的なおおまかな方向性は示していますが、実際の売買にあたってはあくまでも個別銘柄ベースで実行していく必要があります。
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