方向感に乏しい展開ー2019年6月17日の日本株

<今日の日本株>
週明け6月17日の日本株は、朝方安く始まり、その後はプラスに転じるも上値も重い、といった状況で、日経平均株価の終値は先週末比7円11銭高の21124円00銭でした。
TOPIXやマザーズ指数は下落しており、日経平均株価優位の展開でした。

値上がり銘柄1336に対し値下がり銘柄2338と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は63、年初来安値更新銘柄は43でした。

ADA指数は15.4%となり、先週末の12.7%から上昇しました。空売りしている銘柄が25日移動平均線に達したため買い戻したことなどが主な要因です。

 

<今のままでは全面高にはならない>
個別銘柄をみると、インフォマート(2492)や神戸物産(3038)、バリューHR(6078)など高値更新となる銘柄もある一方、値下がりが止まらないものもあります。

今の日本株は方向感が定まっておらず、個別銘柄も強いもの、弱いものとまちまちです。

先週末のメジャーSQが波乱なく乗り切れたことは歓迎すべきことですが、それは方向感の乏しい展開が続くという現れでもあります。

今の日本株は、外国人投資家の資金が大量に流入して買い上がってくれないかぎり、全面高にはなりません。現状は、売買代金も小さくなっていて、外国人の積極的な買いが入っている状況からは程遠いです。

ただ、相場環境が悪いとまでは言えないので、強い銘柄には個別に投資資金が流入している状態です。

私自身は、今後もロング・ショート戦略を続けながら相場の変化の兆候をさぐり、大きな方向性が出そうになったら、買いもしくは売りのどちらかにポジションを傾けるつもりです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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