<今日の日本株>
週明け6月10日の日本株は、先週末のアメリカ株の大幅高を受け、終日強い展開でした。
日経平均株価の終値は先週末比249円71銭高の21134円42銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2905に対して値下がり銘柄805と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は90まで増加、対して年初来安値更新銘柄は6まで減少しています。
ADA指数はプラス11.0%となり、先週末のマイナス5.1%から大きく上昇し、プラス転換となりました。空売り銘柄の買い戻しがかなり多かったのと、新規買いもいくつか実行しました。
まだまだ空売りを継続している銘柄も少なくはありませんが、今回の反発により25日移動平均線まで戻った銘柄は空売りを外し、さらなる反発が続いてもよいようにしています。ロング・ショート戦略は継続も、買いが増え、空売りが減ったという形です。ポジション自体は大きくならないように気を付けているのは従前どおりです。
<強い株にはしっかりと乗る>
個別銘柄をみると、イー・ギャランティ(8771)、マニー(7730)、バリューHR(6078)など高値更新となる銘柄がいくつかあるほか、メディアドゥホールディングス(3678)など、最近の調整局面で25日移動平均線を割り込んでいた銘柄が、再び25日移動平均線を超えて上昇トレンドに転じるケースも目立ちました。
TOPIXが25日移動平均線を明確に超え、日経平均株価も25日移動平均線近辺まで戻ってきていますので、弱気一辺倒ではまずい感じになっています。年初来高値更新銘柄が90も出ていますから、強い銘柄にはしっかりと乗るようにしないと、仮に反発がここから大きくなった場合は利益を取り損ねます。
もちろん、全面高の相場ではなく、下降トレンドの銘柄の方がまだ多い状況ですから、ガンガン強気になる環境ではないのもいうまでもありません。
上にも下にも大きく動く可能性がある、だからこそトータルのポジションは小さめに抑ることで大きな負けを防ぎながらも、その小さいポジションの中で強い銘柄を買い、弱い銘柄を空売りすることでベストのパフォーマンスを目指す、という形がよいのではないかと思います。
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