上値が重い展開ー2019年1月22日の日本株

<今日の日本株>
1月22日の日本株は、朝方こそ高かったものの後場にかけ下げに転じる動きとなり、日経平均株価の終値は前日比96円42銭安の20622円91銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1207に対し値下がり銘柄2435と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は3、昨年来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は5.7%となり、前日の20.1%から大きく低下しました。保有株のうち弱いものを売却するとともに、25日移動平均線を割り込んだ銘柄を中心に空売りを実行したことによります。

 

<強い銘柄もなくはないが・・・>
個別銘柄をみると、新興市場銘柄を中心に、局地的に大きく上昇しているものも少なくありません。ただ、こうした銘柄はデイトレードなど短期売買をする人にとっては絶好のターゲットとなるものの、仕事をしながら中長期の投資をしている私たちのような個人投資家にはあまり縁がありません。

ここまで約1ヶ月間の戻り相場となりましたが、個別銘柄のうち強い銘柄はほんの一握り、多くの銘柄は25日移動平均線を超えたか超えないか程度の位置にあります。そして弱い銘柄は移動平均線を超えてもすぐに失速して再度割り込んでしまったり、そもそも25日移動平均線を超えられずにいます。
また、そこまで弱くなくとも、25日移動平均線を超えた後の株価が全く伸びないものが非常に多いです。

株価の戻りがいつまでつづくか分かりませんが、個別銘柄ごとの株価の動きにだいぶ差があることから、昨日から私は再びロング・ショート戦略を本格的にスタートすることにしました。上昇トレンドの強い株を保有すると同時に、下降トレンドの弱い株は空売りをする、というものです。

ここから相場全体が明確な上昇となれば空売りを減らして買いを増やす、相場全体が再び下向きを強めれば買いを減らして空売りを増やす・・・というように、あくまでも株価の波に逆らわず、かつ大きく負けないようにしていきたいと思います。

はっきり申し上げて、まともに勝てる相場環境ではありませんので、いっそのことお休みするのも1つの作戦と感じています。私も全くお休みするということまではしませんが、ADA指数の値が小さいのは、あまり積極的に売買したくない表れでもあります。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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