循環物色が続くかー2021年9月2日の日本株

9月2日の日本株

9月2日の日本株は、前日終値を一時下回るも、後場に入りやや強含みとなり、日経平均株価の終値は前日比92円49銭高の28543円51銭でした。
TOPIXは小幅上昇、マザーズ指数は1%超の下落となっています。

値上がり銘柄1566に対し値下がり銘柄2238と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は96、年初来安値更新銘柄は13でした。

ADA指数は71.8%となり、前日の74.8%から少し低下しました。ポジションが膨らみすぎているので、意識的に保有株を売却して減らしました。

再びマザーズ銘柄に資金が回ってくるかに注目

個別銘柄をみると、ベネフィット・ワン(2412)、ベイカレント・コンサルティング(6532)、SREホールディングス(2980)、SHIFT(3697)、マネーフォワード(3994)、アクリート(4395)、東映アニメーション(4816)、シグマクシス(6088)、図研(6947)、カチタス(8919)など高値更新となる銘柄も引き続き目立っています。

マザーズ指数が調整していて、これまで元気だったマザーズ銘柄が一服している代わりに、東証1部銘柄が上昇していて、今のところ循環物色の良い流れが続いています。

ここから再びマザーズ銘柄が上値追いをしてくるような展開となると、日本株全体のさらなる上昇も大いに期待できます。

ただ、気を付けないといけないのが、いまだに下降トレンドの銘柄も全体の3分の1ほどはあるということです。こうした銘柄に捕まると、マーケット全体が上昇局面でも置いてけぼりになります。実際、私自身も現時点でも空売りを実行して利益が伸びている銘柄(つまり株価下落が続いている銘柄)もいくつかあります。

私自身は、だいぶポジションを膨らませて勝負に出ていることもあり、含み益を合わせた利益が今年最高値に迫ってきました。そこまではいかないにしろ、8月20日の底値から2週間経ちましたが、この間に利益が全く伸びていないという方は、根本的に投資手法を見直した方が良いかもしれません。
日経平均株価が2月に高値を付けてからの半年間はなかなか利益が取れない相場でした。8月20日以降の明らかに状況が変わってからの動きに全く乗れないのであれば、2月~の半年間のような相場では、なおさら利益は取れませんので、結局は大きな利益をいつまでも得ることができなくなります。

取れないときは無理をせず、取れる状況になったらしっかりと買いポジションを構築していく・・・、これができるようになれば、株式投資の成績は一気に向上するはずです。初心者の方にはなかなか難しいかもしれませんが、本ブログやADA指数の推移を参考にしてみてください。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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