短期的な過熱感は払しょくー2018年10月3日の日本株

<今日の日本株>
10月3日の日本株は、日経平均株価が後場にかけて一段安となり、終値は前日比159円66銭安の24110円96銭でした。
TOPIXも大幅安となりましたが、マザーズ指数は小幅に上昇しました。

値上がり銘柄873に対し値下がり銘柄2828と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は47、年初来安値更新銘柄は17でした。

ADA指数は49.2%となり、前日の75.1%から大きく低下しました。昨日書いたとおり新規に空売りを実行してロング・ショート戦略に一部移行したことと、保有銘柄で25日移動平均線を割り込んだものがかなり多く発生したのでそれらを売却したことが主な要因です。

<銘柄によっては買いのチャンス>
個別銘柄をみると、MonotaRO(3064)、朝日インテック(7747)、前田工繊(7821)など高値更新となる銘柄もありますが、それ以上に25日移動平均線を明確に割り込む銘柄がかなり多かった印象です。

ただ、株価は下落しているものの25日移動平均線を割り込んではいない銘柄も多々あり、これらについては移動平均線からのかい離が小さくなっており、新規買いのチャンスとも言えます。

つまり、移動平均線を割り込んだ銘柄については安易に買わず、移動平均線を超えるまで待つ一方、移動平均線を割り込んでいない強い銘柄の押し目は買いのタイミングに来ているものも多いということです。

例えば、移動平均線からのかい離が10%を超えていたものが、3%程度まで縮小していれば、買いのタイミングと個人的には考えます。

6日騰落レシオや25日騰落レシオを見る限り、短期的には過熱感はだいぶ払しょくされています。私は上昇トレンドが継続しつつ25日移動平均線からのかい離が縮小した銘柄については新規買いを実行するつもりです。

株価の先行きにつき、色々な人が色々な予測をしていますが、どの予測が当たるのかは分かりません。株価のトレンドに従って行動を決めて行くのが、最も確実性が高いと思います。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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