<今日の日本株>
3連休明けの9月25日の日本株は、朝方こそ安い局面があったものの、すぐ上昇に転じ、プラス圏で推移しました。
日経平均株価の終値は先週末比70円33銭高の23940円26銭でした。TOPIXは1%超の大幅高、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2805に対し値下がり銘柄964と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は131、年初来安値更新銘柄はゼロでした。安値更新ゼロというのは久しぶりです。
ADA指数は81.2%となり、先週末の80.1%から少し上昇しました。すでにマックスまで株を保有していますので、銘柄入れ替えに徹しています。買いたい銘柄が多すぎて困ってしまう状況です。
<一旦利食いすべきか?>
個別銘柄をみると、ベネフィット・ワン(2412)、TDCソフト(4687)、前田工繊(7821)、イー・ギャランティ(8771)など、新たに久しぶりに高値更新となった銘柄がかなり増えてきています。高値更新銘柄が一部にとどまるのではなく、広がりを見せるのは非常に良い兆候です。
また、年初来安値更新銘柄がゼロというのは、株式マーケットが非常に強い状況にあるあらわれです。9月12日には年初来安値更新銘柄が300近くあったことを考えると、信じられない状況ですが、弱気から一気に強気に転換することがよくあるのも株式投資です。
さて、先週末に6日騰落レシオが数年に1度の水準にまで上昇しているとお伝えしましたが、本日の株価上昇でさらに数値が上がり、10年に1回レベルになっています。さすがに明日以降、軟調な局面が訪れるものと考えています。
ただ、このような状況を踏まえ、保有株をいったん利食いしておくべきという主張をする専門家・投資のプロの方も少なくないですが、私は利食いする予定は一切ありません。
2週間前には考えられないほどの株価上昇、そして6日騰落レシオが10年に1回レベルまで高騰していること・・・これらを踏まえれば、「大相場」に発展する可能性も十分に考えられるからです。
もし、「大相場」となるとすれば、今のようなタイミングで保有株を売却したにもかかわらず株価が上昇を続けてしまい、売却した株を買い戻せないという恐れもあります。
騰落レシオからみればさすがに調整は必要ですが、これも相場全体の話です。銘柄によっては、調整らしい調整をせずに、上昇を続けるものも少なくないはずです。
上昇トレンドの銘柄を仕込んだら、上昇トレンドが続く限り保有を続け、安易に利食いしないことが利益を大きく伸ばすコツです。
明日は9月中間権利落ちの影響で、日経平均株価が150円程度下押しの圧力が働きます。過熱感を冷ますためにも、そろそろ軽い調整局面が欲しいものです。
<お知らせ>
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