さすがに短期的には過熱感がー2018年9月21日の日本株と今週の投資戦略

<9月21日の日本株>
3連休前の週末である9月21日の日本株は、日経平均株価が後場一段高となり、24000円を伺う局面もありました。引けにかけ少しダレましたが、終値は前日比195円00銭高の23869円93銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2692に対し値下がり銘柄1049と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は98、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は80.1%となり、前日の81.3%から少し低下しました。これは株を持ちすぎたことにより意識的に少し売却したことによるもので、強気を維持していることに変化はありません。

<株価上昇はものすごい勢いだが・・・>
個別銘柄をみると、ライト工業(1926)、アリアケジャパン(2815)、弁護士ドットコム(6027)、丸紅(8002)など高値更新となる銘柄が日々増加しています。

ただ、年初来高値更新銘柄はまだ100程度であり、日経平均株価が高値更新間近であることを考えると少ない感があります。
この理由は、長期的株価上昇が続いている内需系中小型成長株の動きが鈍く、これまで株価が上昇してこなかった銀行、証券、海運、鉄鋼といった東証1部大型株が上昇の中心になっているためです。

ところで、相場全体の過熱感を表す騰落レシオが、25日平均が126.9%、6日平均が318.0%とかなり上昇しています。特に6日平均は、数年に1回のレベルにまで上昇していますので、今週は少なくとも全面高、という状況にはなりにくいと思います。

もし、しっかりと買い仕込めていない方は、今週以降の押し目を狙うのが1つの戦略といえます。くれぐれも、勢いよく株価が上昇して移動平均線からのかい離が大きい銘柄を飛びついて買わないようにしてください。

9月12日までの軟調相場が嘘のように様変わりしましたが、これが株というものです。私たちは株価を動かすことができませんから、株価の動きに素直についていくことが成功への近道になります。決して「ここからさらに大きく上昇する!」とか「ここで天井を打って反落する!」などと決めつけないようにしてください。

 

 

<お知らせ>
10月2日(火)20時~、マネックス証券でオンラインセミナ-の講師をします。ここからの日本株への株式投資で成功するための秘訣などについてお話させていただく予定です。

セミナーは無料で視聴できますが、マネックス証券の口座がある方が対象となっております。

この機会に、マネックス証券の口座開設もご検討いただければと思います。

セミナ-について、詳しくは↓のリンクをご覧ください。

https://info.monex.co.jp/news/2018/20180911_01.html

 

================

【無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」】

~上位10%の投資家だけが知っている

教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

http://makenaikabushiki.com/lp_mail/

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事