本当に信頼すべきものは・・・-2018年8月20日の日本株

<今日の日本株>
週明け8月20日の日本株は、売り込まれるほどの動きではなかったものの終日弱含みの動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比71円38銭安の22199円00銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1182に対し値下がり銘柄2464と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄9、年初来安値更新銘柄155でした。

ADA指数はマイナス21.2%となり、先週末のマイナス22.8%から少し上昇しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株を売却したり、25日移動平均線を超えている銘柄を新規買いしたりした結果の小幅上昇であり、特に戦略の変更はありません。守り優勢です。

 

<上昇トレンドの銘柄が日々減っていく展開>
個別銘柄をみると、高値を更新した銘柄は皆無で、逆に高値を更新してもそこから伸びず、25日移動平均線を下回ってしまう銘柄が日々増加しています。
上昇トレンドになっても株価が伸びないどころかすぐに反落してしまうので、今の相場環境で短期売買以外の「買い」で利益を得ることは不可能に近いです。

逆に、エン・ジャパン(4849)のように、横ばいのトレンドを下放れたと思ったら下げが加速した、という銘柄がかなり多いです。25日移動平均線を割り込んだら保有株は速やかに売却しておかないと、そこからさらに大きく株価が下落し、手も足も出なくなってしまいます。

現状、9割ほどの銘柄が下降トレンドにあると思われます。こんな時に何をやっても勝ち目はありません。嵐が過ぎ去るのを待つのみです。
勝負は、勝算が高いときに仕掛けるものです。今のような、勝算が極めて低い時期に勝負して、大負けをしないようにしてください。

ネットの投資情報サイトでは、相変わらず「専門家」の人たちが「間違いなく底打ち」とか「ここから大暴落」とか、適当なことを言っていますが、彼らが外国人投資家・プロ投資家含めたすべての投資家のこれからの投資行動を予測できるはずがありません。

株価が下がったとき、人に「そろそろ下げ止まりますかねえ」とか「いつごろ反発しますか?」などと聞くのはやめましょう。聞いても当たりませんから。
やはり信じるべきは株価です。今回の下落も、専門家が「買い」だ「売り」だとわめいていても、淡々と25日移動平均線割れで保有株を売っていれば、大きな負けにはならなかったわけです。
他人の意見に頼るのは今すぐやめ、客観的な売買のルール作り、それを淡々と実行するようにしましょう。

 

================

【無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」】

~上位10%の投資家だけが知っている

教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

http://makenaikabushiki.com/lp_mail/

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事