<今日の日本株>
6月20日の日本株は、日経平均株価が朝方22000円割れまで下落するもそこから反発に転じ、大幅高で終わりました。
日経平均株価の終値は前日比276円95銭高の22555円43銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しましたが上昇率は日経平均株価に劣りました。
値上がり銘柄2130に対し値下がり銘柄が1551と、日経平均株価大幅高の割には値下がり銘柄が多い印象です。年初来高値更新銘柄は33、年初来安値更新銘柄は346まで増加しました。
ADA指数は23.3%となり、前日の33.9%から大きく低下しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株を淡々と売却していることが主な理由です。
<売った株のその後のフォローを忘れずに>
個別銘柄をみると、キャピタル・アセット・プランニング(3965)など高値更新する銘柄もあるものの、逆に安値更新する銘柄の方が圧倒的に多い状況です。
日経平均株価を中心にとりあえず反発した、という感じで、個別銘柄に何か劇的な変化が起こったわけではなく、下降トレンドのままの銘柄が大部分です。
ですから、「底打ちだ!」と息巻いて慌てて行動する必要もありません。
ただ、ここからさらに反発することもあり得ますから、「今後はこうなるはずだ」と決めつけるのではなく、株価のトレンドに従って売買をしていく必要があります。
具体的には、下降トレンドに転換したことにより売却した株を、上昇トレンドへの復帰の可能性が強まった段階で買い直すということです。
意外と、売った株の株価の動きをその後フォローしない方が多いようですが、それでは長期的に右肩上がりに上昇する銘柄を追い続けて利益を積み重ねていくことができません。
内需系中小型成長株を、日足チャートベースのトレンドの変化に応じて売り買いを繰り返しながら利益をあげ、中長期の上昇トレンドをしっかりとつかまえるのが私のやり方です。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。