再び上方向へ向かうのか?-2022年7月7日の日本株

7月7日の日本株

7月7日の日本株は、上昇してスタートした後やや伸び悩む場面もあったものの、後場に入り大きく上昇し、日経平均株価の終値は前日比382円88銭高の26490円53銭でした。
TOPIXも大きく上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2454に対し値下がり銘柄1380と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は49、年初来安値更新銘柄は26でした。

ADA指数は19.9%となり、前日の14.6%から上昇しました。空売りの買い戻しや新規買いを行ったことによります。あまりポジションを膨らませないようにしつつ、上昇トレンド銘柄には買いを入れてみました。下降トレンド銘柄の空売りもある程度は残っています。

どこまで戻るか?

個別銘柄をみると、成長株には一服の動きも目立つものの、上昇を続けているものも少なくなく、またハイテク株や半導体株なども強い動きとなっているものが多くありました。
一方で資源・エネルギー、鉱業、商社などインフレ関連銘柄は弱く、金利上昇一服を株価が織り込んでいるように思います。

昨日6月のFOMC議事要旨が公開され、7月の利上げ幅が0.5%か0.75%のいずれかで検討していることが明らかになりました。マーケットでは0.75%の利上げを予想していたことから、利上げペースの鈍化を織り込み、株価が上昇に転じているものと思われます。

株と言うものはモメンタムに沿って動くことが多く、もし今後も利上げが続くとしても、そのペースが穏やかになれば株価はプラスに反応し、上昇に転じる可能性もあります。
日本株については今のところ日経平均株価は25日移動平均線の下にあり、下降トレンド銘柄もまだまだ多いのでなんとも言えませんが、ポジションを膨らませないようにしつつ上昇トレンド銘柄については高値掴みをしないように注意しつつ拾っていきたいと思っています。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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