<3月2日の日本株>
週末3月2日の日本株は朝方から大幅安の展開となりました。日経平均株価の終値は前日比542円83銭安の21181円64銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄549に対し値下がり銘柄3210とほぼ全面安に近い展開、昨年来高値更新銘柄14に対し昨年来安値更新銘柄70と、再び昨年来安値更新銘柄の方が上回ってきました。
ADA指数は31.6%となり、前日の43.9%から大きく低下しました。25日移動平均線を割り込むものが相次いだため、それらの売却を進めたことによるものです。
<2月14日の底値と比べて>
個別銘柄をみると、ワールドホールディングス(2429)やセック(3741)など、高値更新となる銘柄も一部ありましたが、ほとんどは下降トレンドにあります。
3月2日の日経平均株価の安値が21088円96銭となっていて、2月14日につけた直近安値20950円15銭に肉薄してきました。
こうなると、また専門家・評論家が「二番底形成。来週は必ず上がる」とか「底割れで20000円割れ」などと、適当なコメントを発信し始めますが、上位10%の負けない投資家になるのであれば、そうしたノイズは一切無視です。
私たちがやるべきことは、25日移動平均線を割り込んだ保有株は売却し、再度25日移動平均線を超えるまで手を出さない、たったこれだけです。
皆さん、ぜひ2月14日の直近安値を付けた時の利益(実現益と含み益の合計)と、3月2日時点での利益を比べてみてください。
もし3月2日時点での利益の方が少ないとしたら、それは銘柄選びや売買のタイミングが良くないと思ってください。
私は2月14日より、3月2日時点の利益の方が大きく上回っています。それはなぜかと言えば、2月14日に底打ちした後の反発局面において、25日移動平均線を超えた強い銘柄しか買っていないからです。
強い銘柄は、2月14日の株価より、3月2日の方がはるかに高い位置にあります。したがって、強い銘柄へ投資していれば、おのずと2月14日よりも利益が大きくなっているはずなのです。
でも、2月14日以降、弱い銘柄へ投資していたら、その後底割れを起こして、3月2日の方が利益が小さくなってしまいます。
もし、ここから底割れとなれば、上昇トレンドの銘柄が再びほとんどなくなることになります。これは仕切り直しのチャンスでもあります。
次回以降は、ぜひ反発局面では強い銘柄を優先的に買うようにしてみてください。日経平均株価の動きよりも良いパフォーマンスとなるはずですから。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。