<今日の日本株>
8月17日の日本株は前日終値近辺で小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比26円65銭安の19702円63銭でした。TOPIXも小幅下落となりましたが、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2115に対し値下がり銘柄1381と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は120まで増加、年初来安値更新銘柄は20でした。
今日のADA指数は53.4%となり、前日の43.8%から大きく上昇しました。上昇トレンドの銘柄への新規買いや、下降トレンドにあった銘柄の25日移動平均線超えが結構出現したため、それらの買い戻しをしたことによるものです。
<迷ったらどの銘柄を選ぶか?>
個別銘柄の動きをみると、トラスト・テック(2154)、ペッパーフードサービス(3053)、ウイン・パートナーズ(3183)、ステラ ケミファ(4109)、クレスコ(4674)など高値更新となった銘柄が数多くありました。
これらの銘柄の特徴は、月足チャートでみて右肩上がりに上昇していることです。
実は、資金量などの関係から、買い候補である上昇トレンドの銘柄が例えば2つあった場合、どちらかを選ばなければいけない局面があります。
そんなとき、私は月足チャートをみて、右肩上がりに上昇している銘柄を選ぶようにしています。
右肩上がりに上昇している銘柄は増収増益が続いていることが多く、逆に右肩上がりにはなっていない銘柄は業績が毎年不安定だったり大きくぶれていることが多いです。
同じ株価が上昇するなら、安定的に上昇している方が、余計な売買も減らすことができますし、利益を得やすくなります。
こうした傾向がいつまで続くかは分かりませんが、どうせ予想したところで当たりませんから、この傾向が続く限り、私は同じ手法を使っていくつもりです。
足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。