10月28日の日本株
10月28日の日本株は、衆議院解散選挙にて自公敗北の影響が懸念されたものの、寄り付き直後から日経平均株価は急上昇し、後場には一段高となりました。終値は先週末比691円61銭高の38605円53銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3477に対し値下がり銘柄637と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は9、年初来安値更新銘柄は20でした。
ADA指数はマイナス4.2%となり、先週末のマイナス8.6%からマイナス幅が縮小しました。株価反発に伴い、空売りの買戻しなどを行ったことによるものです。
買うなら強い株からが無難か
個別銘柄をみると、まんべんなく上昇した感じで、特に直近の株価下落が大きかったものほど反発も強かったように思います。ただ、株価上昇の理由はまだ明確には分からず、衆議院解散総選挙の前に積みあがっていた空売りが一斉に買い戻されたという可能性もあります。
一方、先週末の時点で25日移動平均線割れ銘柄が85%ほどに達しており、6日騰落レシオの水準からみてもさすがに短期的には売られすぎ、というゾーンに入っていたのは事実です。
また、アメリカ大統領選挙も控えているため、正直株価がここからどう動くはは不透明です。
したがって、買うとしたらいち早く25日移動平均線を超えてきた銘柄や、そもそも25日移動平均線を割り込まなかったような強い銘柄を買うのが無難と思います。もしここから株価が上昇したならその恩恵を受けられますし、株価が下落しても相対的に他より強い銘柄を保有していれば、下落による損失も小さくできると考えられるからです。
私自身、だいぶ株価下落にベットしていたポジションですので、イベント通過後とりあえず上方向に行ったのは事実ですから、空売りはある程度残しつつ、強い銘柄を買って、ニュートラル気味に戻そうと思っています。
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