はっきりしない動きの日本株ー2017年7月13日の日本株

<今日の日本株>
7月13日の日本株は、朝方高かったもののその後は伸び悩みの動きとなり、日経平均株価の終値は前日比1円43銭高の20099円81銭でした。TOPIXは小幅下落、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1661に対して値下がり銘柄1820とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は少し減って97、年初来安値更新銘柄は少し増えて17でした。

今日のADA指数は71.4%となり、前日の69.1%からやや上昇しました。新たに上昇トレンドに転換した銘柄などを新規買いした一方、これ以上大きく買いポジションを膨らませたくないため、保有株の一部を売却しました。

<調整を済ませた銘柄の高値更新が増加するかどうかがカギ>
今日は、ラウンドワン(4680)が高値更新、IBJ(6071)やヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)も直近高値まであとわずかのところまで上昇するなど、右肩上がりの上昇後、調整期間に入っていた銘柄の再度の上昇が散見されます。

一方、私が全て売却したと申し上げた銀行株は、25日移動平均線を割り込んでしまいました。

出遅れ銘柄の筆頭だった銀行株が上昇できないとなれば、結局は元の動き、つまり右肩上がりの上昇を続けている銘柄がさらに上昇する、という動きになりそうです。

引き続き、右肩上がりの上昇→調整局面入り→過去の高値超えて再度上昇、という動きになっている個別銘柄が今後増えてくるかどうかを見ていきたいと思います。実際そのような動きになった場合は、右肩上がりの好業績銘柄への買いという、先日までの流れが復活することになりそうです。

本ブログでも、日々変化をウォッチしていきます。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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