日経平均株価続伸も上値重いー2021年7月13日の日本株

7月13日の日本株

7月13日の日本株は、朝から日経平均株価が高くはじまり、一時25日移動平均線を超えたものの、後場は伸び悩みました。終値は前日比149円22銭高の28718円24銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2691に対し値下がり銘柄1144と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は104、年初来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は43.4%となり、前日の36.8%から上昇しました。新規買いのほか、空売りの買い戻しなどによるものです。

25日移動平均線を恒常的に上回れるか

個別銘柄をみると、ネクステージ(3186)、オープンハウス(3288)、KeePer技研(6036)、シグマクシス(6088)、ミダック(6564)、ズーム(6694)、レノバ(9519)など高値更新となる銘柄も数多くありました。

また、年初来高値更新銘柄数が104に対し年初来安値更新銘柄数が2と、圧倒的に年初来高値更新銘柄の方が多いことからみても、現状は上昇局面にあるといえます。

ただ、日経平均株価が25日移動平均線を明確に超えてくることができなければ、ここで頭打ちとなり、再び下落に転じる可能性もあるため、日経平均株価の動きを注意深く見ていきたいです。

それでも、よほど日経平均株価が大きく下げない限りは、良ければ全面高、悪くても二極化相場になるのではないかと考えており、結局は上昇トレンドの続く強い銘柄をしっかりと保有することが、投資成果に直結すると思っています。

もちろん、日経平均株価が25日移動平均線を恒常的に上回る方が全面高につながりやすいですから、少し期待したいと思います。

引き続き、買いの方が売りより多いロング・ショートのポジションですが、空売り銘柄を買い直すことが昨日・今日で多くなっていることからみても、足元は上方向へ向かっているといえます。私自身は下方向への警戒もしているので、空売りを入れていますが、今のところ空売りにより損失が生じている状況です。上昇トレンドの銘柄をしっかり保有し、下降トレンドに転じたら即座に売ることができるならば、無理に空売りをしなくても良さそうです。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事