<今日の日本株>
週明け6月26日の日本株は、先週末終値付近で小動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比20円68銭高の2015円35銭でした。
TOPIXも小幅上昇、マザーズ指数は⒉%超の大幅高となりました。
今日の値上がり銘柄は2161、値下がり銘柄は1345と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は156と増加、年初来安値更新銘柄は5まで減少しました。
今日のADA指数は77.0%となり、先週末の65.1%から大きく上昇しました。
今まで投資していなかった銘柄のうち上昇トレンドの銘柄をピックアップして投資したり、ヘッジ空売りをしていた銘柄の反発に伴い空売りを外したことなどによるものです。
今日の動きからみて、先週末のマザーズ指数急落の影響は杞憂であると判断し、ポジションをもとの強気に戻しました。
<再び強い銘柄の高値更新が相次ぐ状況に>
今日は、日経平均株価こそ小動きでしたが、個別銘柄をみると大きく上昇したものも数多く存在し、私としては含み益が大きく増加して絶好調の相場でした。
RIZAPグループ(2928)、トラスト・テック(2154)、メディカル・データ・ビジョン(3902)などが高値更新、弁護士ドットコム(6027)も大きく上昇して一気に上場来高値を更新しました。
一方、個別銘柄のトレンドを見ると、明確な上昇トレンドとなっている銘柄は半分以下という状況です。上昇トレンドが続く強い銘柄を選んで投資していれば利益になり、そうでなければ全く儲からないという相場環境が引き続いています。
<短期的なトレンドの変化を見るには?>
私は今日のマザーズ指数の動きをみて、先週末の急落が杞憂に終わる可能性が高いという判断を、今日のところはしています。その根拠となるのが、「5日移動平均線」です。
5日移動平均線をキープすることができていれば、株価の力強い上昇が続いていると判断できます。今日時点で、マザーズ指数は5日移動平均線をキープできていますから、再度強気という判断をしました。
もし、ここから再度反落し、5日移動平均線を割り込んだり、先週末の安値を割り込むようなことがあれば警戒しなければなりませんが、そうならない限りは上昇トレンドが続く新興市場銘柄は強気を維持していきます。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。