<ご質問>※個人情報が特定される恐れのある箇所は一部改変しております
足立様のブログは、とても有益な情報で、いつも楽しみに読ませていただいていますm(_ _)m。
質問したいことがあり、この「問い合わせ」フォームで良いのか?戸惑いました。(仕事を依頼する訳ではないので)もし、違っていましたら失礼をお許し下さいm(_ _)m。
今日の日本株(2017年3月9日)のブログで、株価急落銘柄の対処法で「通常の売却注文を昼休み中に出すこともあります。この場合、後場の反発も想定して、25日移動平均線から2~3%程度上方に、逆指値の買い注文を出しておきます。」との投稿内容から質問致します。
質問①
通常の売却注文という事は、成行売り注文の事だと思いますが、その注文を発注したあと(まだ未約定)、同一銘柄の逆指値買い注文は、可能なのでしょうか?。
質問②
その銘柄にある程度含み益が発生していた場合、売却したあと、同日の同一銘柄の買いは、利益が確定されず、買い増しと同じようになり、平均取得株価が上がってしまい、利益を食い潰す事にはならないのでしょうか?
質問は、以上です。
初心的な質問で申し訳ありませんが、ご回答頂けるととても嬉しいですm(_ _)m。
また、メールマガジンの発行楽しみにしております。
追伸
先日、「はじめての人の決算書(入門塾)」の本、買って今読んでいます。とてもわかりやすく、勉強になっています。
以前購入して熟読した「ファンダメンタルの教科書」で、決算書の事が更に理解が増しました。ありがとうございますm(_ _)m。
<回答>
ご質問いただきありがとうございます。また、拙著もお読みいただいたとのこと、大変有り難いです。お役に立てたようでしたら嬉しいです。
質問➀につきまして
成行売り注文の未約定の状態で、同一銘柄の逆指値買い注文は、買付に必要な資金余力がある限り可能です。
(ただ、私は逆指値買い注文は基本的に信用取引で行うので上記のような回答になりますが、現物の成行売り注文が未約定+現物での逆指値買い注文は受け付けられないのかもしれません。はっきりとしたお答えができず申し訳ございません。)
質問②につきまして
確かに平均取得単価が上昇してしまい、利益が一部実現してしまいます。
しかし、私の考えでは、実現利益も含み益も同じように考えていますから、その点は気にしていません。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。