今日の日本株(2017年2月20日)

<今日の日本株>
週明け2月20日の日本株は、アメリカ市場が休場となることもあり閑散とした動きでした。朝方は100円ほど下落しましたが、その後強含みとなりました。日経平均株価の終値は先週末比16円46銭高の19251円08銭でした。TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄は2081、値下がり銘柄は1396とやや値上がり優勢でした。昨年来高値銘柄は101、昨年来安値銘柄はゼロでした。

今日のADA指数は76.0%となり、先週末の74.2%から少し上昇しました。上昇トレンドの銘柄を少し新規買いしたことなどによるものです。

<高値更新銘柄を売ってしまうのはもったいない!>
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今日はその中の1つに、「高値更新銘柄は利益確定の売りをすべき」というネット記事についての私としての考え方を示したものがあります。

私は、高値更新銘柄を売るなんてとんでもない、と思っています。有名な投資家であるオニールは、新高値を更新した銘柄を買うことで、大成功を収めました。
高値更新銘柄は、新たな上昇ステージに入ったことを表しています。もちろん途中で頭打ちになることもありますが、スケールの大きな上昇に発展することも多いのです。このような、新たな上昇の入口にある銘柄を売ってしまうなんて、私の投資手法ではあり得ないのです。

例えば、ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)、アドテックプラズマテクノロジー(6668)、テクマトリックス(3762)、JCU(4975)、日特エンジニアリング(6145)などは、順調に高値追いを続けていますが、私はこうした銘柄を売ってしまおうとは全く思いません。逆に、今まで「売ってしまおう」と思わなかったからこそ、買値から大きな含み益を得た状態になっているのです。
なお、誤解しないようにしていただきたいのですが、上記のような銘柄を「今から」買うのは、タイミングとしては遅すぎます。あくまでも25日移動平均線を超えた直後に買い、そこから上昇トレンドが続く限りじっくりと保有して、育てていくのです。

成功する投資家は、「損小利大」です。上昇トレンドが続く限り、利益は伸ばせるだけ伸ばすことが得策です。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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