7月1日の日本株と来週の投資戦略

<7月1日の日本株>
月初かつ週末の7月1日の日本株は5日続伸となり、日経平均株価の終値は前日比106円56銭高の15682円48銭でした。TOPIX、マザーズ指数も上昇し、全面高まではいかないものの、値上がり銘柄が多くなっています。
今日のADA指数は30.1%(前日は19.3%)と引き続き大幅上昇となりました。今日も上昇トレンドに転じた銘柄がかなり発生しており、新規買い、ヘッジ空売りの買い戻し、純粋な空売りの買い戻しを進めました。
引き続き、6月24日の急落後の戻り局面が続いている印象です。個別銘柄ベースで見ると、年初来高値更新が50銘柄あり、また6月24日の急落前の株価を超えてきている銘柄も日に日に増えています。上昇トレンドに復帰する銘柄が日を追うごとに増加している状況です。
とはいえ、弱い銘柄は引き続き弱く、全体で見れば上昇トレンドにある銘柄は15%前後と想定されます。結局、株価が急落する局面では全ての銘柄が売られるものの、株価が落ち着くといつもの二極化相場に戻るという展開のようです。

<日経平均株価が落ち着けばいつもの二極化相場へ>
現状は、1ドル=103円までの戻りがやっとのようで、そのため海外の株価に比べて日経平均株価は頭打ちになってしまっています。しかし、日経平均株価が大きく下落しない限りは、たとえ日経平均株価が上昇しなくとも、強い動きを続ける上昇トレンドの個別銘柄は、上値を追っていく動きになってくれると想定しています。
今日時点で日経平均株価は5日続伸ですが、弱い銘柄は単に6月24日の急落からのリバウンド局面に過ぎません。
現在の騰落レシオは、6日・25日ともにまだまだ過熱水準には達していません。来週の日本株は結局のところアメリカ株と為替レート次第ですが、仮に株価の戻りが続くとした場合、個別銘柄にはまだまだ上値余地があるはずです。
私は引き続き自然体で臨むこととし、株価が上昇トレンドに転じた銘柄への買いを実行し、すでに上昇トレンドにある銘柄への保有を継続することにします。あとは、ポジションを膨らませないようにし、日経平均株価が上昇トレンドに転じない限りは当面は最高でも50%程度に抑えるようにするつもりです。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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