5月21日の日本株

5月21日の日本株は、寄り付き高く始まったもののその後は下げに転じ、日経平均株価の終値は前日比230円51銭安の37298円98銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。

値上がり銘柄1802に対し値下がり銘柄2190とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は35、年初来安値更新銘柄は11でした。

ADA指数は34.4％となり、前日の29.5％から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや買い直しを行ったことによるものです。

年初来高値更新銘柄が減少傾向

個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄がだいぶ少なくなってきた印象をうけます。また、25日移動平均線超え銘柄の数も引き続き減少していて、3分の2を割り込む状況となっています。

ただ、強い銘柄は引き続き25日移動平均線超えをキープしていますし、高値更新となっているものもありますので、上昇トレンド銘柄については特段の心配は今のところは不要と考えます。強い銘柄はしっかりと保有し、利益をできるだけ伸ばしていきたいものです。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。