3月7日の日本株
3月7日の日本株は、寄り付きから大きく下落し、その後も終日軟調な展開でした。日経平均株価の終値は前日比817円76銭安の36887円17銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大幅に下落しました。
値上がり銘柄1239に対し値下がり銘柄2775と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は22、昨年来安値更新銘柄は17でした。
ADA指数は22.9%となり、前日の22.0%から若干増加しました。保有株の売却も多少あったものの、上昇トレンド銘柄の新規買いも少量ながら行いました。
全面安には至っていない
個別銘柄をみると、三菱重工業(7011)が高値更新となり、また、値上がり銘柄も結構出ているなど、決して全面安には至っていません。
日経平均株価は昨年9月中旬以降のボックス圏を下抜けして弱い動きになっていますが、TOPIXは今だ横ばいの動きを続けていて、明らかに日経平均株価よりTOPIXの方が強い動きです。これも、足元のマーケットが日経平均株価主導で下がっている一方、個別銘柄はそこまで状況が悪化していないことの現れです。
とはいえ、日経平均株価がさらに大きく下がるようなことになれば、株価が強い銘柄にも利食い売りの注文が増え、最終的には全面安につながっていく可能性が高いでしょう。
週末はアメリカ株が大幅安から切り返して上昇に転じ、日経平均先物も反発していますが、今週つけた安値を明確に割り込むようなことになれば、いよいよ大きな調整も視野に入ってきた、と言わざるを得ませんので今週の株価の動向には引き続き注意していきたいと思います。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。