3月6日の日本株

3月6日の日本株は、寄り付きから上昇して始まり、その後もプラス圏をキープしました。日経平均株価の終値は前日比286円69銭高の37704円93銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。

値上がり銘柄2862に対し値下がり銘柄1157と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は46、昨年来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は22.0％となり、前日の14.0％から上昇しました。株価上昇に伴い上昇トレンド銘柄への新規買いを行ったことなどによるものです。

個別銘柄の状況は悪くない

個別銘柄をみると、三菱重工業（7011）、川崎重工業（7012）、IHI（7013）など重工大手3社が揃って高値更新となりました。また昨年来高値更新銘柄が増加傾向にある一方、昨年来安値更新銘柄がほぼなくなっていることからみても、個別銘柄の状況は悪くありません。

ただ、全体的には強いものと弱いものが混在しており、一旦下降トレンドに転じるとその後もずるずると下げ続ける銘柄もかなり目立ちますから、下げはじめたら一旦は売っておかないと、塩漬け株を作ることにつながってしまいますので十分注意しましょう。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。