2月18日の日本株

2月18日の日本株は、日経平均株価が一時39500円超えとなったものの引けにかけて失速し、終値は前日比96円15銭高の39270円40銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。

値上がり銘柄2296に対し値下がり銘柄1704と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は45、昨年来安値更新銘柄は36でした。

ADA指数は46.9％となり、前日の42.6％から上昇しました。上昇トレンド銘柄への新規買いを行ったことなどによるものです。

銀行株が高値更新

個別銘柄をみると、サンリオ（8136）、川崎重工業（7012）、三菱UFJフィナンシャル・グループ（8306）、みずほフィナンシャルグループ（8411）が高値更新となるなど、強い銘柄はそれなりにありますが、高値更新銘柄そのものがそこまで多くはないですし、安値更新銘柄もそれなりにあるため、総じてみれば悪くはないがそこまで強くもないという感じです。

決算発表をきっかけに、それまでのトレンドが一変することはよくあります。その結果、そうした銘柄を保有していて、売却しないでいるといつの間にか塩漬け株を作ってしまうことになります。

塩漬け株を作りたくないのであれば、決算発表で急落した場合であっても、どうなったら売るかをしっかり決め、それを守るようにしましょう。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。