1月10日の日本株
3連休を控えた1月10日の日本株は、寄り付き直後から大きく下げ、その後も軟調な展開となりました。日経平均株価の終値は前日比414円69銭安の39190円40銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は小幅に上昇しました。
値上がり銘柄1486に対し値下がり銘柄2481と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は12、年初来安値更新銘柄は35でした。
ADA指数は43.3%となり、前日の47.0%から低下しました。株価下落に伴い保有株の一部を売却したことなどによるものです。マーケット環境があまり良くないのでポジションは縮小傾向です。
スタンダード銘柄・グロース銘柄へのシフトは?
個別銘柄をみると、特にプライム銘柄の下落が著しく、今年に入ってから25日移動平均線を新たに割り込んだ銘柄が600以上あります。実態は、日経平均株価よりかなり弱いと感じます。
一方、スタンダード銘柄やグロース銘柄は底堅い動きとなっていて、グロース銘柄では今年に入ってから25日移動平均線を新たに超えた銘柄が結構あります。
日経平均株価がここから調整局面に入ると厳しいと思いますが、プライム銘柄が弱く、グロース銘柄が強いという状況は今まであまり見られなかったものであり、今までとは逆の動きですので、変化の兆候の可能性もあります。
無理のない範囲で、新たに移動平均線超えとなった銘柄などを拾ってみるのも一法かと思います。
日経平均株価は先物ベースで明らかに25日移動平均線を割り込んでいますが、トレンドそのものは昨年9月から続いている横ばいのレンジ内です。これをどちらかにブレイクするまでは、動いてもあまり取れない展開が続くのではないかとみています。
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