1月7日の日本株

1月7日の日本株は、寄り付きから上昇して始まった後、上げ幅を広げ一時日経平均株価は40300円まで迫りました。終値も前日比776円25銭高の40083円30銭でした。
TOPIXも大幅上昇、東証グロース市場250指数も上昇しました。日経平均株価やTOPIXは昨日の下げを1日で取り返した形です。

値上がり銘柄2289に対し値下がり銘柄1745、昨年来高値更新銘柄は16、昨年来安値更新銘柄は9でした。

ADA指数は59.0％となり、前日の57.4％から少し上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いの一方、下降トレンドになった保有株の売却も行っています。

強かった銘柄の失速が目立つ

個別銘柄をみると、日経平均株価が大幅高であったにもかかわらず値下がり銘柄が多いこと、昨年来高値更新銘柄もかなり少ないことが分かります。これまで強かった銘柄の失速が続いている一方、半導体関連株などこれまで弱かった銘柄が買われている感触を強く感じます。

実際、東京エレクトロン（8035）やディスコ（6146）などが大幅高となっていて、長らく下降トレンドが続いていたレーザーテック（6920）も久しぶりに25日移動平均線を超えるなど、半導体関連株が一斉に上昇しており、変化の兆しを感じます。

下降トレンド継続からの立ち上がりは、ある程度積極的に乗ってみたいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。