1月8日の日本株

1月8日の日本株は、寄り付き下げて始まった後はやや持ち直し日経平均株価の終値は前日比102円24銭安の39981円06銭でした。
TOPIXは日経平均株価に比べ下落率が大きく、東証グロース市場250指数は小幅に上昇しました。

値上がり銘柄1369に対し値下がり銘柄2652と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は18、昨年来安値更新銘柄は16でした。

ADA指数は58.1％となり、前日の59.0％からやや低下しました。上昇トレンド銘柄の新規買いの一方、株価が下落した保有株の売却も行いました。ポートフォリオ内の銘柄入れ替えが進んでいる感じです。

東証プライム銘柄が弱くスタンダード銘柄が強い

個別銘柄をみると、商船三井（9104）、アドバンテスト（6857）など高値更新銘柄もわずかに出ていますが、全体としては値下がり銘柄が3分の2を占めており、事実上下げ基調にあります。

特に東証プライム銘柄は半数以上が25日移動平均線を割り込んでおり、年初からの3営業日でかなり状況は悪化しています。一方でスタンダード市場やグロース市場の銘柄が強く、これまでのプライム市場優勢の動きに変化が生じているように感じます。

半導体関連株も引き続き強く、押し目があったら乗ってみるのも悪くないと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。