9月17日の日本株
3連休を控えた9月17日の日本株は、寄り付きからじり高の展開となり、前日の下落から早速反発しました。日経平均株価の終値は前日比176円71銭高の30500円05銭でした。
TOPIXも上昇、前日に大きく値を下げたマザーズ指数は一転して大きく上昇しました。
値上がり銘柄2570に対し値下がり銘柄1248と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は153、年初来安値更新銘柄は9でした。
ADA指数は57.2%となり、前日の50.5%から上昇しました。前日に一旦売却したものを買い直したり、前日の下げにより押し目をつけた銘柄につき新規に押し目買いをしたりしました。
ここから買うなら明確な押し目待ちが無難か
個別銘柄をみると、バリューコマース(2491)、ベイカレント・コンサルティング(6532)、スノーピーク(7816)、オープンハウス(3288)、ミダックホールディングス(6564)、オークネット(3964)、図研(6947)など、前日の下落をものともせず高値更新となるものも数多くありました。
その一方で、前日の下落が大きく、25日移動平均線を割り込んだものの反発力は乏しいように感じました。
上昇がスタートするときも、強い銘柄から順々に上昇していくように、株価が天井をつけるときも、弱い銘柄から順々に下落していきます。
したがって、現時点で強い銘柄について何も心配する必要はありませんが、すでに株価が下げに転じているような銘柄は早めに処分して、例えば強い銘柄の押し目を待つなど、強い銘柄にシフトしていった方がよいのではないかと思っています。
基本は引き続き保有している株の売り場探しになりますが、株価が急騰している銘柄を除けば、25日移動平均線割れまで粘るのが結局は利益を伸ばすことにつながる、という感触です。
また、ここから買うという方は、さすがに足元の水準からだとリスクが高いので、1~2週間ほどの調整局面が来た時に押し目買いをする方が安全だと思います。株価が全般的に上昇していると、乗り遅れなければ、とソワソワしてしまうかもしれませんが、すでに現時点で完全に乗り遅れているので、無理をせず押し目を待つ方が、大きな失敗を避けられます。
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