12月26日の日本株

受渡日ベースで年内最終日となる12月26日の日本株は、寄り付きから上昇し、その後もじり高の展開となりました。日経平均株価の終値は前日比437円63銭高の39568円06銭でした。
TOPIXも上昇、東証グロース市場250指数は小幅高にとどまっています。

値上がり銘柄2715に対し値下がり銘柄1355と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は30、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は53.5％となり、前日の44.9％から上昇しました。株価上昇に伴い上昇トレンドに転じた銘柄を新規買いしたことなどによるものです。

上抜けか、頭打ちか

個別銘柄をみると、サンリオ（8136）、川崎重工業（7012）などが高値更新となりました。全体的にみても、25日移動平均線超え銘柄が増加し、半数強の銘柄が上昇トレンドとなっています。

日経平均株価は39500円台まで上昇してきましたが、これまで40000円で頭打ちとなり跳ね返されてきました。もし40000円を明確に突破し、9月以降続く横ばいのトレンドが終了するのであれば、それなりの値幅の上昇が期待できます。ただ、横ばいから上昇トレンドへ明確になってから買っても遅いので、今のうちにある程度のポジションは構築しておくべきです。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。