12月25日の日本株

12月25日の日本株は、寄り付き後下げに転じ軟調な動きが続いたものの、引け前にプラスに転じ、日経平均株価の終値は前日比93円58銭高の39130円43銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も小幅に上昇しました。

値上がり銘柄2054に対し値下がり銘柄1995と拮抗、年初来高値更新銘柄は21、年初来安値更新銘柄は19でした。

ADA指数は44.9％となり、前日の51.9％から低下しました。株価が下落した保有株を売却したことなどによるものです。

引き続き上昇トレンド銘柄保有で様子見

個別銘柄をみると、川崎重工業（7012）が高値更新となるなど、強い銘柄も散見されますが、弱い銘柄も同じくらいあり、引き続き横ばいの動きとなっています。

ただ、横ばいから上抜けたところで新規買いをした場合、上抜け後の株価上昇が失速して頭打ちになった場合、結果的に高値掴みになってしまう可能性が高いので、今のうちに上昇トレンド銘柄についてはある程度保有しておき、仮に上抜けとなったときにすでにそれなりのポジションを構築しておくようにした方がよいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。