膠着状態かー2023年2月9日の日本株

2月9日の日本株

2月9日の日本株は、寄り付き安く始まった後は値を戻す展開となり、日経平均株価の終値は前日比22円11銭安の27584円35銭でした。
TOPIX、マザーズ指数は小幅高でした。

値上がり銘柄2116に対し値下がり銘柄1722とやや値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は60、昨年来安値更新銘柄は9でした。

ADA指数は36.5%となり、前日の36.7%とほぼ変わらずでした。あまりポジションを膨らませたくないということもあり、かつ売り急ぐような状況でもないので、積極的なポジション変更はありませんでした。

再び過熱感に注意

個別銘柄をみると、アンビスホールディングス(7071)、丸紅(8002)など高値更新となる銘柄も散見され、日経平均株価も伸び悩んで膠着状態にあるものの、上昇トレンドは継続しています。

上昇トレンドの個別銘柄も多く、今のところ特段の変化は感じられませんが、25日騰落レシオが128.1%まで上昇し、1月30日の128.9%に迫るところまで来ている点は気がかりです。騰落レシオがピークをつけて低下に転じると、少なくとも全面高の状態にはならなくなり、値下がりする銘柄が増えてきますので注意が必要です。
保有株をすべて売却する必要はないのですが、弱い銘柄からいち早く値下がりしていきますので、そうした銘柄の売却はしっかり行い、塩漬け株を作らないようにしたいものです。

騰落レシオが示す過熱感は気になるものの、チャート形状もよく、買ってみたい上昇トレンド銘柄も足元で結構あるので、ポジションを膨らませすぎないよう気を付けつつ、買ってみようと思っています。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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