12月24日の日本株
12月24日の日本株は、寄り付き後下げに転じ、そこから横ばいで推移しました。日経平均株価の終値は前日比124円49銭安の39036円85銭でした。
TOPIXは小幅高、東証グロース市場250指数は小幅安で引けました。
値上がり銘柄1765に対し値下がり銘柄2243とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は19、年初来安値更新銘柄も19でした。
ADA指数は51.9％と、前日の37.9％から大きく上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いのほか、空売り銘柄の買戻しなどを行いました。
上昇トレンド入り銘柄を買っても伸びない
個別銘柄をみると、大量の自社株買いを発表した本田技研工業（7267）が大きく上昇するなど、材料が出た銘柄は反応していますが、全体的にみれば高安まちまちで伸び悩みの状況です。
また、本日はグロース市場銘柄に、かなり弱い動きを見せるものが多く、なかなかグロース市場に資金が入らない状況が続いています。
昨日日経平均株価が25日移動平均線を回復しましたが、本日は株価下落となり続伸しませんでした。また私自身、移動平均線超えで上昇トレンド入りの可能性が生じた銘柄を買いましたが、それらの大部分も反落しています。とにかくトレンドが続かず、強い銘柄を買っても伸びないので、利益を得ることができないという状況です。
すでに外国人投資家がクリスマス休暇入りしており、売買も細っているので仕方ないのですが、意外と新年は強いことが多いので、上昇トレンド銘柄のみに絞ったうえで、ある程度のポジションは保有して年越しを迎えようと今のところは思っています。
引き続き、利益を得にくい状況が続いていますから、無理して勝負に出ないようにしましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。
