12月20日の日本株
週末12月20日の日本株は、寄り付き高く始まったものの後場に入り下げに転じ、日経平均株価の終値は前日比111円68銭安の38701円90銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。
値上がり銘柄1647に対し値下がり銘柄2398と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は44、年初来安値更新銘柄は25でした。
ADA指数は27.7%となり、前日の31.1%から低下しました。保有株の値下がりに伴う売却などによるものです。
全面高にも全面安にもならない
個別銘柄をみると、今週1週間は下げ基調だったこともあり、25日移動平均線割れ銘柄が先週末より500ほど増加、その見合いで25日移動平均線超え銘柄が500ほど減少しています。
ここ数か月ほど、日々の騰落状況も、値上がり銘柄、値下がり銘柄に差がない日も多く、これは外国人投資家が買いも売りも含め積極的な売買をしていないものと思われます。
足元ではグロース市場銘柄がかなり弱く、プライム市場銘柄の方が強いものが多いので、そうしたものを中心に、上昇トレンドのときだけ保有し、仮に今後大きな下落となったとしても、大きな損失を被らないようにルール設定をしておくべきでしょう。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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